山里の円錐カルスト
もとぶ町の山里地区は、国内唯一の円錐カルスト地形の地域として知られています。
円錐カルストとは、カルスト地形の一種で、亜熱帯から熱帯の高温多湿な気候条件の地域で見られる円錐状の丘陵や岩山を言います。
山里地区から大堂地区にかけての一帯は、中生代三畳紀(今から約2億年前)の古い石灰岩質の地質で、降雨による溶食(石灰岩が水に溶けだすこと)で円錐状に岩石が溶け残った結果、国内唯一の円錐カルスト地形になっています。
山里-大堂を結んでいる国道115号線は、このカルスト地形を縫うように敷設されています。
富士自然動物園協会(富士の自然を守る会)により「ふるさとの富士」に認定された「本部富士(ミラムイ)」や「ウフグシクムイ」といった小山もこの地区にあります。
- 施設名/場所
- 山里の円錐カルスト
- 駐車場
- 有